配色や調和を考えてのぼり旗で集客しましょう

のぼり旗は色の調和およびカラースキームが大切です。
白地に赤色の文字、これだけでも配色は良いイメージを持つ人も
多いかと思われますが、背景に白色の壁などがある場合、
遠くからそれを見るとのぼり旗に見えなかったり
気が付いて貰えないこともあります。

カラースキームとは配色を意味するものであり、生地の色合いと
そこに描く文字やイラストなどの配色、そして背景との調和も
しっかり考慮したものを作ることが大切です。

最近は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、飲食店を中心に
お客さんの数が激減している、これに伴いテイクアウトを始めるお店も増えています。

テイクアウトサービスのアピール

今まで店内だけの飲食店だったお店がテイクアウトを始めたことを
知らせるのに最適な道具がのぼり旗、店先にこれを設置すれば
お客さんを呼び込む、テイクアウトメニューを始めたことを知らせる
良いきっかけになります。

原色と呼ばれるものには、赤・青・黄の3つがあり、
それぞれを混ぜ合わせると橙や緑・紫などになり
これらを二次色と呼びます。

のぼり旗を設置すればお客さんに気が付いて貰えるイメージを
持つ人も多いかと思われますが、色の調和を考えずに配色してしまうと
逆効果になることもあるので注意が必要です。

色相環を意識して配色を使いこなす

色相環は、色を選ぶ際の指標になるもので円形のグラフを12分割して、
それぞれにカラースキームの元となる色を配列してあるものです。

色相環の活用

学校の美術などの授業で目にしたことがある人も多いかと思われますが、
これはのぼり旗を制作する際にも使いこなすことが大切です。

カラーには、明度の高い色でもある明色と明度の低い暗色の2つが存在しています。

明色は元色に対して白を混ぜてできるもの、暗色は黒を混ぜて
できるものではあるけども、配色の中ではこれらを意識することは
少ないのが特徴です。

ただ、のぼり旗は広告で使う道具ですから暗いものよりも
明るい方が良いのではないか、明色の方が気が付いて貰えるイメージを
持つ人も多いといえます。

色相環の中には明色や暗色だけでなく、暖色と寒色といった
分類の手法もあることをご存知でしょうか。

暖色はエネルギーや喜びを意識できるもの、寒色は冷静さや
秩序を表現したいときに使えるものです。

のぼり旗をどのような目的で使うのか、この目的に応じて
暖色と寒色を考えれば本来の目的を達成しやすくしてくれます。

また、配色の中で4つの色すべてを均等に使うと
バランスが崩れてしまうこともあるため1つを選んでメイン色にする、
もしくは暗めの色を使うなどの考慮も大切です。